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かわいいあんよ*little paws diary*

    3ヨーキーズと暮らす・・ささやかな日々を綴ります

犬と猫と人間と  

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もう既に全国各地で上映されているので
ご覧になった方も多いのではないかと思いますが、

ちょうど1週間前、我が家地方でも、
犬猫保護活動団体 ‘リトルキャッツ’ さん主催で上映される運びとなり、
行ってきました。

映画の中で、動物達の悲しい現実をみるのだろうと思うと、
気持ちが引けてしまい、
実は・・行くか行くまいか、ギリギリまで悩んでいたんですけどね。

行って良かった。
観て良かった。
心からそう思います。

毎年多くの犬や猫達が処分されるという
辛い現実だけに留まらず、

処分する側の人間の想い
保護活動をしている方達の想い
子供達の動物に対する想い

犬や猫と暮らすということ
しつけるということ
保護するということ

そしてさらに

日本という社会
人間の生き方
人生の閉じ方

そんなことにまで想いが及ぶ作品でした。

犬や猫のことなど全く知らなかったという監督さんが
ひとりのおばあちゃまからの依頼に応えて
4年の年月を費やして製作されたそうです。

ご自分の疑問や想いを素直にぶつけながら
丁寧に取材をされていました。

おばあちゃまと監督さんを始め
この映画で顔をみせて下さった方々は、
自分の周りの全ての命と真剣に向き合っている方々でした。

動物達の命を大切にする ということは
自分の命を大切にする ということでもあり
それは、自分が人として責任を持ってしっかり生きる
ということに繋がるのかなぁ。と思いました。

だからかな。
見終えた後に、下を向いて悲しみだけが残るのではなく
何かそこから静かに顔をあげて、
自分も前を向いて歩き出したくなるような気持ちになりました。

私がそうであったように
もしも、悲しく辛い映画は・・ちょっと・・と思っている方がいらしたら
大丈夫ですから。

思い切って、観て頂きたいなぁと思います。

上映前のリレートークの中で
リトルキャッツのTさんが

‘私の言いたいことは、全てこの中に詰まっています’
‘映画を見て何かを感じ、ひとりひとりが自分に何ができるのか
考えて頂けたら嬉しいです’

と、お話をされていました。(正確でなくて、すみません)

今の自分にできること。
私も考えてみたいと思います。

「犬と猫と人間と」 
まずは、ひとりでも多くの方々に足を運んで頂けますように

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